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資本主義のようで、社会主義的で、統制主義的な株式市場で勝つために - 政策に売りなし。 【株式投資・日経平均225】

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資本主義のようで、社会主義的で、統制主義的な株式市場で勝つために

皆さんは日本国民のお金を、

誰が一番使っているかご存じですか?

実はその大半を、

圧倒的、ダントツ、途方もない規模で

「国(政府)」が使っているのです。

2012年の一年間、

日本国民みんなが朝から晩まで働いて、

519兆3350億円(2012年:実質GDP)稼ぎました。

これが、頑張って生み出した「価値」です。

(名目値は475兆5726億円)

経済規模は堂々の世界第3位(たぶんまだ2位)です。

ではこの国で、政府はいくら使っているのか。

2012年(度)の一般会計歳出は97兆871億円です。

(歳入は107兆7620億円です)

国家全体のGDPの約2割に相当する金額です。

しかし、国が使うお金は一般会計にとどまりません。

18会計52勘定にわたる「特別会計」があります。

この歳出額が377兆117億円、歳入額は412兆5334億円。

単純に一般会計と足した国全体の財政規模は、

歳出が474兆989億円、歳入が520兆2955億円です。

なんと、GDPに匹敵するお金を「国(政府)が使ってる」のです。

もっとも実際には、会計間の入繰りなど重複分があり、

それらを除いて整理すると、国全体では

歳出が221兆8527億円、歳入が266兆254億円になります。

GDPの約半分。途方もない規模です。

先進国では2割がせいぜいですから、

いかに日本の財政規模が大きいかわかります。

まだあります。

貯金(金融資産)をみてみましょう。

よく「日本人の個人資産は世界最大規模」といわれます。

それが、約1400兆円。

うち、株式が3%。投信などのリスク資産が6%です。

残りの9割近くが銀行預金と年金・保険です。

では、その約9割(約1200兆円)の個人資産は

何に化けているのか?

実は、そのほとんどが国に貸し付けられているのです。

2012年度末の時点で国に債務残高は1057兆6110億円。

うち、外国人の保有比率は約9%ですから、

私達日本国民が、銀行、年金、生保に預けたお金のうち、

900兆円ほどが「国債」となっているのです。

私達が、一年間に生み出すお金の大半を国が使い、

これまで貯めてきたお金のほとんどを国に貸している。

これが実態なのです。

民間のお金が民間の成長に回っているわけではなく、

ほとんどが公共部門に流れ、

政策的に使途が決められているのです。

この国の市場をみるときには、

外的要因と政策要因の分析が、

「ほとんど全て」ということがおわかりいただけたと思います。

ここからくる問題として、

政府がお金を使っても、

ほとんどそれは「所得の再配分」にしかならず、

ちっとも新たな価値を生み出さないという点が挙げられます。

これほど長い間、日本経済だけが停滞してきたのは、

これが原因でもありますが、

「選挙は所得の再配分(分捕り合戦)」と考えてきたとしか思えない

国民の投票行動が原因なのですから仕方ありません。

公共事業をくれ、年金をくれ、子ども手当をくれと、

言い続けてきた結果がこの数字です。

文句を言いたい人は、しっかり政治に関心をもって、

この構造を変えるよう努力するしかありませんが、

こと株式投資で利益を出そうとするならば、

「この構造」の特質をうまく読み切ることです。

私が「基盤的国策銘柄」に絞って勝負するのは、

これが理由です。

政、官、財のトライアングルはこうして、

世界最大最強のお金をがっちり握って離さず、

サークルの内側のプレーヤーは徹底的に保護します。

つまり、その内側のど真ん中は「安全地帯」なのです。

こうして守られている銘柄が「基盤的国策銘柄」です。

資本主義的なことをいいながら、

その実、社会主義的で統制主義である日本経済で、

堅実に生き残り、利益を出し、資産を継承するには、

その構造と特質を理解するのが一番大事と申し上げている意味が、

おわかりいただけると思います。

読者の皆様にはそれぞれの投資法があろうかと存じますが、

基本的で大きなフレームワークだけはアタマに入れ、

賢く、堅実に資産を殖やされますようお祈りしております。


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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。


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2014-04-04 20:56 | from -

No title

自分は難しいことはわかりませんが 日本の社会は ゆがんでいるようにみえます
大学をでて管理職など上に立つ人は結構いると思うのですが 現場で働いたり 技術職の方は 後継者がいなく廃業に追い込まれている業種が多いです
農業でいえば6次産業化とかいわれていますけど・・・そんなに簡単にできるものでもないし・・・
なぜ国は食にたいしてもっと本腰をいれてこないのかな??
人間生きるには 食べ物は必要です
ですがこれから食べるもの無くなっていくと思います
それか 利益がでるものに偏ってしまいます
原発動かしている場合ではないと思うのですが 資源がない日本では 策がないのか 政府がやる気がないのかわかりませんね

2014-04-05 22:08 | from だんご

>だんご様

コメントありがとうございます。

私は政治の現場にいた人間ですので、

悪辣で理不尽な政治家や官僚も、

志高く純粋に頑張っている人も知っています。

確かに、このままいけば日本の未来は暗いです。

しかし、そうはさせないという芽もあるのです。

いつの世も、いくつものシナリオが交差しますが、

どういう未来を次世代にバトンタッチするかは、

その世代の責任によってなされるべきと思います。

このブログは相場の世界で生き残るためなので、

「あるべき未来」みたいなことは一切書きませんが、

読者の皆様がそれぞれに志を立てて

世の中を良くするために頑張られるのは

素晴らしいことだと思っています。

2014-04-06 18:25 | from 時鳥 | Edit

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